コーヒーチェリー
コーヒーチェリーはコーヒーノキの丸く果肉のある果実で、その内側でおなじみのコーヒー豆が育っていく。何か月ものあいだ硬く緑色のままだが、熟すと鮮やかな赤や黄色、オレンジに変わり、見た目はふつうのさくらんぼによく似てくる。スペシャルティコーヒーの世界では完璧に熟した実だけが摘まれる。その果肉には天然の糖分がたっぷり詰まっていて、それが後にカップの甘いテイスティングノートを決めるからだ。収穫のあと、農園での生産者の仕事は精製、つまり硬い種を外側の果肉層から丁寧に分ける作業に移る。興味深いことに、乾かしたチェリーの皮が捨てられることはめったにない。湯に浸せば、カスカラと呼ばれるお茶のようなおいしい果実の飲み物になる。
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