Typica 種
Typica 種は押しも押されもせぬ古典であり、Bourbon と並んで Arabica コーヒーの土台をなす二つの品種の一つである。このスペシャルティコーヒーを淹れたカップでは、見事に澄んで均整の取れた味わいと、きりっとした柑橘の酸味、そして穏やかで甘いテイスティングノートが期待できる。もっとも農園の生産者にとっては手のかかる作物で、木が高く育つわりに収量は比較的少なく、さまざまな病害にも弱い。この歴史ある品種は世界を巡った数奇な来歴を持っていて、パリの温室から持ち出された一本の Typica が、やがてラテンアメリカのほぼすべてのコーヒーの遺伝的な祖先になった。
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